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まず初めに胡桃の紹介
胡桃(くるみ)
胡桃(くるみ)はクルミ科の木の実で、硬い殻の中に香ばしい仁(実)が詰まっている。
日本では縄文時代から食べられてきた歴史があり、近年ではその栄養価の高さから「天然のサプリメント」とも呼ばれている。

青森県を旅したとき、ふと立ち寄った道の駅で見つけたのが、地元産の胡桃だった。
小袋にぎゅっと詰まったその姿を見て、なぜか心が躍った。胡桃は、秋の風景や里山の香りを思い出させる不思議な存在だ。

胡桃の栄養
胡桃はオメガ3脂肪酸が豊富で、血液をサラサラにする効果が期待されるほか、抗酸化作用のあるビタミンE、筋肉の働きを助けるマグネシウム、エネルギー源となる良質な脂質がたっぷり。
特に登山や長時間の運動では、この脂質とミネラルが持久力の維持に役立つ。ここに内容を表示します。
で、胡桃で何かを作ろうと思ったが普段あまり食しないのでレシピが思い浮かばない。。。
そこでネットでいろいろ調べてみるといろんな料理に使われていることが分かった。
胡桃を使ったレシピいろいろ
- 胡桃味噌和え(ほうれん草やこんにゃくと)
- 胡桃パン
- サラダにトッピング
- ブラウニー
- スコーン
- クッキー
その他にも色々あったが、その中でも今回は、シンプルで手軽にできる**「胡桃入りバナナホットケーキ」**を作ってみた。
- ホットケーキミックス 100g
- 牛乳 80ml
- 卵 1個
- 胡桃(軽く炒って刻む) 30g
- バナナ 1本
- バター or メープルシロップ お好みで
比較的、家にあるもので作れるので嬉しい☺️
作り方
1.胡桃はフライパンで軽く炒り、香りが出たら粗く刻む。
2.ボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳を入れて混ぜる。
3.刻んだ胡桃を加え、ざっくり混ぜ合わせる。
4.温めたフライパンで生地を流し、中火で両面を焼く。
5.焼き上がったら輪切りにしたバナナをのせ、バターやシロップをかけて完成。
出来上がり!

食べてみた感想
焼きたてのホットケーキにナイフを入れると、ふわっとした生地の中から胡桃の香ばしい香りが立ち上がった。
ひと口食べると、外はほんのりサクッ、中はしっとり。胡桃のカリッとした食感がリズムを作り、バナナのやさしい甘さが全体を包み込む。
バターの塩気とメープルシロップのコクが重なると、まるで小さなカフェで出てくるデザートのような贅沢さ。
しかし甘すぎず、口の中に残るのは胡桃の香りと軽やかな甘みだけ。
食べ進めるうちに、登山の朝にこれを食べたら間違いなく元気が出るだろうと確信した。
噛むたびにエネルギーが満ちていくようで、「これから山へ行くぞ」という気持ちを後押ししてくれる。
青森で出会った胡桃が、旅の思い出とともにお腹と心を満たしてくれた。
登山と胡桃ホットケーキ
このホットケーキは、登山前の朝食や行動食にもぴったり。
胡桃の良質な脂質はゆっくりエネルギーに変わるため、長時間の登りでもスタミナ切れしにくい。
また、バナナのカリウムが筋肉の痙攣を防ぎ、炭水化物が即効エネルギーを補給してくれる。
香ばしさと甘さの組み合わせは、山の空気の中で食べると格別だ。
今回の旅で偶然出会った胡桃は、ただのお土産ではなく、次の山旅へのエネルギー源になった。
食べ物も旅も、思いがけない出会いが一番面白い。

