Data saber への挑戦3 〜DATA Platform〜

今回のブログはスキルアップの目的でData saberへ挑戦中の奮闘記です

コミュニティ活動と備忘録の為、書いています

私の職場にも色々なデータがありますがそれを効率よく使って問題を解決していきたいと思い

この難しい試練に挑戦することにしました

今回の内容は、技術課題の4個目ord4”DATA Platform” です。

この課題もord2 ”Visual Best Practice”と同じように考え方や知識に関する課題です。

Tableau Server/Online

ビジュアル分析サイクルの最後、データを可視化して得られた気付き(Insight)を仲間とシェア する時にExcelやtwbxでデータをばら撒くとこういう問題点がある。

  • データソースが更新されると データをシェアし直さないと いけない(いつ更新されるか 分からないのも問題)
  • 末端の人に最新の情報が 届いたか確認しないといけない
  • データ流出のリスク




本当にみんな同じデータを見てるかわからなくなる(一元管理できない)

同じ土台でデータを見ることが重要でデータを1箇所にまとめる。

そうすることで分析者はTS上のデータを 使って分析できるデータを探さなくていいし、

ViewerはTS上の分析結果 が共有される。

同じデータ(Viz)が共有される。 データは常に最新の状態。 情報流出のリスクが低い。

といった利点がある。

Tableau Saverの機能 1

データ更新:データを 自動更新する

セキュリティ:データの 流出を防ぐ

利用状況の把握:各コンテンツの利用状況、ユーザーの動向の把握

ガバナンス:データの使用可能者・範囲・用途・権限を設定

Vizの共有 :Desktopで作成したVizの全機能をユーザーに提供

カスタムビュー:各ユーザーの設定を記憶してダッシュボードをカスタマイズ

サブスクライブ:定期的にメールでVizを 自分や関係者に送付する

Tableau Saverの機能 2

アラート:データが閾値を超えた時にお知らせを飛ばす

コラボレーション:コメントしたり、所定の相手にメンションする

Web編集 :Web上でVizを作成できる

Web埋め込み :Webパーツとして外部Webサービスに埋込可能

レコメンド:ユーザーに応じて 見るべきVizを推奨する

デバイス対応:モバイル・タブレット等多様なデバイスに対応

データカタログ:データの所在や情報を明らかにし活用を促す


Tableau Saverを使うメリット

データ利用: ユーザーが必要な時にデータを扱う事ができる

アクセス制御: 必要な人のみにデータを閲覧可能にできる

リソースの共有:複数人が同じものを見ている場合、リソースを共有できる

更新管理:適切な時期にデータが更新され、安全に利用できる

データの透明性: データの素性を容易に確認することができる

管理者の把握:誰がデータの管理者か容易に確認できる

データを見る習慣:データを見て判断する 癖をつけられる

頼まれる帳票問題について

レポートファクトリー:分析結果を求めている「Task」を持っている人が自分でデータを探索すること ができず、他人に分析やレポーティングを依頼して作ってもらっている状態

レポートファクトリーみたいにならないように各自がセルフサービスでデータ分析できるようになることが重要

セルフサービスで分析する重要性

自分の持っている課題や質問を人に伝えて解決してもらうのが 困難であるから


自分の問いかけに瞬時にデータを通して答えを得るとき、即座に次の問いや解決方法を思い浮かべたり、試したりできるから

人が思考のフローに乗るためには自身の思考や操作に対する瞬時のフィードバックが必要だから

自分の手を動かして初めて理解できる事柄がたくさんあるから

自分自身で判断のための情報を得られないとビジネスの
判断が遅れてしまうから


データの重要性

重要な議題をデータなしで判断しようとしたら、素早い決断ができるというメリットはある。

しかし、経験と勘だけでの判断となり、現在の状況に則しているか分からない。

人に依存する判断となりみんなで合意を取る事が難しい。

事実と異なった空想での判断に基づいた決定をしてしまう事がある。

データを使って判断すると・・・

自分の想像だけで話していたことから脱却できる。

多くの人にとって納得感があるため他人と合意しやすい。

自分の主観だけでは気づかなかったことに気づく事ができる。

データを使ってもらうには・・・

データを使えるようにするには作業の自動化が有効

自動化できるものを手動のままにしておくと・・・

忘れられる・面倒臭くなる・廃れる・作業の正確さや時間にムラができる

データをみんなで共有していくには現場とIT部門双方のコミュニケーションと寄り添いが重要

データドリブンな組織

データドリブンな組織ななるためには役割に応じて最も力を発揮できる仕事をする事が重要でみんなが Tableau Desktopを使いこなせるようになる必要はない。

同じ土台の上で一緒に仕事をする事が重要。

Creator

組織の中でデータソースに接続し、自身や他のユーザーが利用できるものをデータから作成する人

Explorer

データを分析し、自分自身で答えを見出すことが出来る人。

Viewer

データを情報源にして自分の意思決定の質を向上させる人。
データを見て次のアクションを起こす重要な役割を担う。

Viewerは ただVizを見るだけの 人と言う意味ではない

データプラットフォーム

なぜデータを同じ場所で管理しなければならないのか?

同じ場所で管理というのは同じデータベースにすべてのデータを置くという意味ではなく、 データを使う人が一箇所ですべての必要なデータにアクセスできるような環境のことを指します。

・ばらばらに点在したデータをそれぞれが見ている場合、まずお互いの見ているデータが
一致していることから確認しなくてはならないから

・同じ場所にあるデータを見ていることで、共通の事象を見ていると
信頼してお互いに話すことができるから

・分析のためのデータを探すことに時間がかかってしまい、Data Driven Cultureの浸透を進める 妨げになってしまうから

データを理解して会話するメリット

アイデアの創出

ある事実を把握した上で、様々な視点(役割・立場・感性など)から議論を交わし、新しいアイデアを創出することができる

合意しやすい

判断の根拠がわかりやすくなり、方針の合意がとりやすくなる

データが頻繁に活用されると、そのデータは洗練されて、美しくなる

すべての人がデータを理解する プラットフォームでは

データリテラシーを持った異なるスキルの人々が、 自らの役割に応じて、同じ土台の上で自分が最も力を発揮できる仕事をしている。こういう世界を目指していく。


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